セイバンのランドセル「天使のはね」は、子供さんに人気のキャラクターランドセルですが、もともとは子供の肩にかかる負担を軽減するために開発されましたランドセルなのです。
「天使のはね」ランドセルには、子供さんに人気のキャラクターランドセルもあります。
サンリオでは、女の子に大人気のサンリオキャラクターのランドセルを販売しています。
「こころうきうきランドセル」は、背中部分がピンクで、かわいいシナモンロールやマイメロディ、ハローキティーなどの刺繍が入っています。
きっと子供さんはウキウキするでしょうね。
色は、カーマインレッド、ビビットピンク、ライトピンクの3色です。
重さは940gで、本体価格は、38,000円です。
サンリオで一番人気なのが、品質と機能が優れた「きぼうふくらむランドセル」です。
色は「こころうきうきランドセル」の3色に加え、赤、黒、ローズワインがあります。
重さは940gで、本体価格は34,800円です。
もともとセイバンの「天使のはね」は、子供の肩にかかる負担を軽減するために開発されました。
従来のランドセルは、背中に隙間ができることで、後ろに引っ張られてしまうのです。
そのため、肩ベルトがずれてしまい、子供さんにとって背負いにくくなるのです。
それを、「天使のはね」を採用することで、肩ベルトが自然に起き上がります。
そして、ランドセルが背中にフィットし、楽に背負うことができるのです。
これにより、子供さんの肩への負担を、大幅に減らすことができます。
また、「天使のはね」により、肩と背中にかかる圧力を各部位に分散するので、ランドセルを軽く感じることができます。
そして、小学校の6年間という成長期に、変わらず子供さんの身体に合うランドセルなのです。
「天使のはね」ランドセルは、今ではセイバンの大人気商品となっています。
もともと株式会社セイバンの創業は1919年で、泉亀吉が大阪市で開業しました。
その当時は、冬場に室津の漁師さんたちが、播磨産の皮革を材料にして作った、カバンや財布などを主に販売していました。
その後1946年に、室津にランドセル製造工場を設立しました。
1950年代後半から、ランドセルが都市部を中心に普及し始めたことにより、ランドセルの生産量が増加してきました。
そして現在では、ランドセルが売上げの約90パーセント以上を占めています。
大ヒット商品となった「天使のはね」は、3年がかりの研究で開発し、2003年に販売を開始しました。
「天使のはね」は、肩に重さが集中するという従来品の欠点を改良し、肩ベルトの付け根のところを工夫しました。
これにより、ランドセルを背負った時に、軽く感じるようになったのです。
そして、発売後は保護者の方からの支持を得ることができ、注文が急増しました。
重さは720〜1,000g程度で、種類は100以上の商品があります。
また、6年間ずっと垂直角を維持できる「せみね」というクッション形状を新たに開発しました。
これにより、ランドセルをより軽く背負うことができるようになりました。
さらに、肩ベルトの一部に、形状を保持するための「ひねピタ」というプレートを内蔵しました。
これで、フィット感をさらに向上することができました。
セイバンのランドセルに使われる、人工皮革などの材料は、人体に悪影響を与えないものを選んでいます。
また、肩ベルトには防犯ブザーを取り付けることができる金具もつけています。
セイバンは、子供さんの安全と健康を一番に考えるため、保護者の方の意見に応えて、これからも安心して使える商品開発を大切にしています。
最近は、子供が犠牲となる痛まし事件もあり、大切な子供を親御さんが守ってあげなければならない時代となっています。
その対策として、最近では、多くのランドセルが防犯ブザーを標準装備して販売していて、ほとんどの子供さんが持つようになっています。
しかし、防犯ブザーを付けているからといって、完全に守られるわけではありません。
万が一のために、使い方をしっかりと確認しておかなければいけません。
最近のランドセルには、肩ベルトに「Dカン」というフックがついているので、そこに防犯ブザーを引っ掛けておくのが良いでしょう。
いざというときに、すぐに防犯ブザーのピンを手で引き抜けば、110デシベル前後の音が響き渡るようになっています。
ピンを元の位置に戻せば、音は鳴り止むようになっています。
また、防犯ブザーにはさまざまな種類があり、子供さんに人気のキャラクターのものもあります。
たとえば、防犯ブザーポケモンシリーズは、力があまりない小さな子供さんでも、使いやすいように工夫されています。
そのほかに、ハローキティーやバーバパパ、ぬいぐるみタイプのリラックマなど、子供さんが大好きなキャラクターの防犯ブザーがたくさんあります。
ところで、防犯ブザーは電池を使って鳴らしており、この電池を半年か1年に一度は交換すると良いでしょう。
とっさのときに、音が鳴らなかったら、防犯ブザーの意味はありません。
防犯ブザーはそれぞれの種類によって、電池の交換方法は違ってきます。
説明書をしっかり読んで、夏休みなどの休みの間に、交換や音が出るかの確認をしてください。